杉並区・練馬区の小児アトピー専門の小児科
総合ガイド:長田こどもクリニックの全記事まとめ
私たち杉並区荻窪の長田こどもクリニックは、小児アトピー性皮膚炎の治療に長年力を入れてまいりました。インターネットで医療情報を検索する中で、多くの情報が個人の経験談であったり、医学的根拠が不明瞭であったりして、「どれが本当に信頼できる情報なのか分かりにくい」と感じたことはありませんか?
当院のブログは、そうした保護者の皆さまの不安に応えるため、明確なエビデンス(科学的根拠)に基づいた情報発信を心がけています。このページは、当院がこれまでに発信してきたアトピー性皮膚炎に関する専門記事を、皆さまの疑問やお悩みに合わせてご案内する**「総合ガイドページ」**です。
当院は30年にわたり、数多くの小児アトピー性皮膚炎の症例に対応。この豊富な臨床経験がEBMに基づく治療の精度を支えています。今では常識となりつつあるプロアクティブ療法も30年前から行っております。
目次
はじめに:アトピー性皮膚炎、どの情報から読めばいい?
お子さまの肌が赤くカサカサし、かゆそうに掻きむしる姿を見るのは、保護者の皆さまにとって非常につらいことです。「アトピーかもしれない」と不安になった時、まず何を知るべきでしょうか?
アトピー性皮膚炎の治療は、一つの記事を読めば終わり、というものではありません。**「病気の全体像を知ること」「治療のゴールを理解すること」「最新の治療法を知ること」**など、段階に応じた正しい知識が必要です。
このページでは、当院が誇るエビデンスに基づいた専門記事を、皆さまが知りたい順番でご紹介します。気になる項目からお読みいただき、お子さまの治療にお役立てください。
長田こどもクリニックのアトピー性皮膚炎ブログ記事一覧
皆さまの疑問やお悩みに合わせて、最適な記事をご案内します。
① まずは基本から:「赤ちゃんのアトピー」
「これって乳児湿疹?それともアトピー?」「なぜ、うちの子が?」「アトピーと食物アレルギーの本当の関係は?」— こうした最も基本的な疑問に、最新の医学的知見(二重抗原曝露仮説など)と、具体的な論文データを交えて徹底的に解説します。
→「赤ちゃんのアトピー」記事を読む② かゆみの正体:「体がかゆい」
「なぜ、アトピーのかゆみは飲み薬が効きにくい?」「かゆみの本当の原因は?」— 蕁麻疹のかゆみ(ヒスタミン性)とアトピーのかゆみ(非ヒスタミン性)の違いを、エビデンスに基づき解説。「かゆみの悪循環」を断ち切るための、根本的な考え方をお伝えします。
→「体がかゆい」記事を読む③ 治療の間違い:「ロコイド軟膏だけでアトピーは治らない」
「ステロイドを塗っても、やめるとすぐ再発する…」「そもそもロコイドを塗っていてずっと良くならない」その理由は、塗り方と塗っている薬剤に問題があります。従来の「リアクティブ療法」の限界と、症状を繰り返さないための最新の治療戦略「プロアクティブ療法」の重要性について、当院の具体的な治療プランと共に解説します。
→「ロコイド軟膏」記事を読む④ 最新治療:「プロアクティブ療法」と「アトピー性皮膚炎 注射 新薬」
「デュピクセント®(デュピルマブ)」という注射の新薬について、その効果、費用、副反応を海外の臨床試験データを基に徹底解説。ただし、当院が「まずは標準治療を徹底すべき」と考える理由、皮膚科専門クリニックとしての信念もお伝えします。
→「プロアクティブ療法」の記事を読む
なぜ当院がエビデンスに基づく治療にこだわるのか
私たちは、アトピー性皮膚炎の治療において、何よりも**エビデンス(科学的根拠)**を重視します。なぜなら、アトピー性皮膚炎の治療は、根拠のない情報や個人の経験則によって、しばしば道に迷ってしまうことが多いからです。
- 「ステロイドは怖い」という誤った情報による、**中途半端な治療**
- 「食べ物が原因」という思い込みによる、**不必要な食事制限** ※乳児アトピーの一部は食べ物が原因のこともあります。
- 「赤くなったら塗る」という対症療法(リアクティブ療法)の繰り返しによる、**治療の長期化**
これらの問題はすべて、科学的根拠に基づいた正しい知識を持つことで解決できます。当院は、**「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」**[1]や**「米国皮膚科学会(AAD)ガイドライン」**[2]といった、世界中の専門家が認めた「治療の教科書」に基づき、お子さまにとって最も安全で、最も効果的な治療プランをご提案します。
特に、アトピー性皮膚炎を「慢性疾患」として捉え、症状がない時も再発を予防する**「プロアクティブ療法」**を徹底することは、お子さまを「かゆみのない生活」へと導くための、エビデンスに基づいた最短の道であると確信しています。
アトピー性皮膚炎 治療 Q&Aコーナー
各記事で詳しく解説していますが、特によくいただくご質問をまとめました。
A1. お気持ちはよく分かります。しかし、アトピー性皮膚炎の「炎症(火事)」を、安全かつ確実に消し止めることができるのは、現時点ではステロイド外用薬が第一選択です。中途半端な治療で炎症(火事)をくすぶらせ続けることのほうが、皮膚のバリア機能を壊し続け、将来的なアレルギー疾患(アトピー性マーチ)のリスクを高めることが分かっています。当院では、薬の「強さ」と「量」を適切にコントロールし、最小限の使用で最大限の効果を出す「プロアクティブ療法」を丁寧にご指導しますのでご安心ください。
A2. 多くの場合、**年齢とともに軽快します。** 特に乳児期に発症したアトピー性皮膚炎の多くは、適切なスキンケアと治療を続けることで、3歳頃まで、遅くとも小学校入学頃までには、症状がほとんど出なくなることが多いです。ただし、「アトピー体質」自体が完全に消えるわけではなく、適切なスキンケアは継続する必要があります。
A3. **医師の診断に基づかない、自己判断での食事制限は、絶対に行わないでください。** 最新の研究では、アトピー性皮膚炎があるからといって、予防的に食物除去を行うことにメリットはなく、むしろ栄養不足のリスクを高めることが分かっています。原因は「食べ物」ではなく、「皮膚のバリア破壊」にある可能性が高いのです。まずは皮膚の炎症をしっかり治すことが最優先です。
アトピー性皮膚炎のお悩み、当院アトピー専門外来にご相談ください
当院は、小児アトピー性皮膚炎の治療に長年力を入れてきました。その経験から、私たちは、保護者の皆さまが治療で挫折しそうになるポイント、不安に感じるポイントを熟知しています。私たちは、単に薬を処方するだけでなく、プロアクティブ療法という治療計画を一緒に立て、具体的な塗り方やスキンケアの方法を丁寧にお伝えし、お子さまとご家族が前向きに治療を続けられるよう、二人三脚でサポートします。初回外来ではアトピー性皮膚炎の基礎からしっかりを理解いただけるように十分な説明時間を確保いたします。
アトピー性皮膚炎の治療は、定期的な通院による医師のチェックが欠かせません。当院は、お仕事などで日中の受診が難しい保護者の皆さまにも安心して通院を続けていただけるよう、柔軟な診療体制を整えています。
- 平日(月〜金)は、夜20時まで診療
- 土曜日も、13時まで診療
- クリニック前に、無料の専用駐車場を6台完備
杉並区荻窪で、お子さまの肌の悩みに、いつでも寄り添います。「これってアトピーかな?」と感じたら、お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
参考文献
長田こどもクリニック
杉並区荻窪の小児科・アレルギー科

