舌下免疫療法・皮下免疫療法

スギ花粉症を本気で治そう

スギ花粉症を本気で治そう花粉が飛ぶ季節に抗アレルギー剤を服用したり点眼薬や点鼻薬を使用して症状を緩和させても来年もまた同じ症状で辛い春を過ごすことになります。
アトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくは症状が出ないようにコントロールする事によって軽快していくのですが、花粉症は治りません。
唯一の治療手段は皮下免疫治療あるいは舌下免疫治療です。

花粉免疫治療

治療の基本は花粉に反応しない体を作ることです。その治療の歴史は古く、皮下免疫療法の有効性について最初の論文がドイツから発表されたのは100年以上前の事です。

SLIT 舌下免疫療法

日本では2014年に鳥居薬品からスギ用舌下免疫治療薬が発売されました。当院は一番早期に日本耳鼻科学会より認定施設に指定されました。自宅で毎日施行できるためか、効果発現が早いことが特徴です。永続的な効果については、まだ治療の歴史が浅く評価するだけのデータが揃っていません。

SCIT 皮下免疫療法

注射を打たれる子どもこの治療は100年以上の歴史があり、当院での治療も先代の院長時代から50年以上の経験になります。長期にわたり症状を緩和することが出来ます。舌下免疫と同様に鳥居薬品が製造するスギ花粉皮下免疫注射薬を週に一回皮下注射していきます。治療期間は3年で多くの患者様が軽快します。完全寛解している方が65%、ほぼ軽快している方を含めると治療効果は80%以上になります。

当院では、どちらの治療も5歳から成人まで多くの患者様を治療してきております。
治療をご希望の方は、ぜひご相談くださいませ。

花粉症の症状は

辛い鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、すぐに思いつく症状ですが、必ずしも鼻の病気、眼の病気とは限りません。
見落とされがちな症状として、『花粉ぜんそく』『花粉による接触性皮膚炎』があります。全身的な観察、治療管理が必要になることもあります。

花粉症の診断は?

鼻粘膜、結膜、呼吸音聴診、皮膚の観察で大方の診断を付けることが可能です。花粉が真犯人かどうかは、SPT(スキンプリックテスト)あるいは血液の特異的IgE検査の2種類があります。
アレルギー疾患の治療の本筋はアレルゲンを避けることですが、残念ながらアレルゲンを特定できたとしても、スギ花粉を完全にシャットアウトはできませんし、スギ抗原の数値が治療法の選択に役立つこともないので必須の検査とは言えません。血液の検査が必要になるのは、後述の免疫治療を開始する時です。

症状を軽くするためには

  • アレルギー性炎症が蓄積する前に抗アレルギー剤を服用、点眼点鼻薬を使いましょう
  • 外出したら洗顔とシャンプー
  • 花粉メガネ、帽子の着用
  • 肌に直接触れる衣服は部屋干し
  • 鼻づまり治療薬のうっ血除去剤は障害性があるので入眠時だけに
  • ステロイド点鼻薬は最も有効な緩和手段です。副作用の心配はありません
  • 抗ヒスタミン剤に加えて、眠気が起こらないロイコトリエン受容体拮抗薬も有効
  • 枕カバー、シーツの選択は週に一度がおすすめ
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