花粉症

『スギ花粉症を本気で治そう』

花粉アレルギーとはなんでしょう?

花粉は季節アレルギーの最も一般的な原因です。

皆さんご存知の「花粉症」という名前の病気を、
専門家は春季カタルとか季節性アレルギーと呼びます。

抗原がたまたま「スギ」だというだけで特別な病気ではないのです。

 

花粉症の症状はなんでしょう?

鼻水、くしゃみ、目のかゆみが、まず思い浮かびますが、鼻の病気、目の病気とは限りません。
花粉喘息の方もいれば、花粉の接触性皮膚炎の方もいます。
そう、アレルギー科医が診なければわからない症状も多いのです。

花粉症の診断は?

花粉症SPT(スキンプリックテスト)と特異的IgE血液検査の2種類があります。
花粉に対するアレルギー反応の有無を数値として調べることが出来ます。
しかしながら、必ずしも陽性になったアレルゲンがあなたの症状を引き起こしたとは限りませんし、重症度と比例するとも限りません。

自称 アレルギー科医の医師は検査を勧めるかもしれません。
でも、実は症状を鎮める治療の役に立つものではありません。
数値が高くても、症状が軽ければ軽いお薬が使われますし、 逆に数値が低くても、症状が重ければ強いお薬が選ばれることになりますので、 役に立つ検査とは言い難いのです。

◆症状を軽くするためには(治すということではありません)

  • 花粉の多い日は屋外活動を可能な限り減らしましょう。
  • 窓を締め、HEPAフィルター付きの空気清浄機を使いましょう。
  • 花粉症が悪くなる前に抗アレルギー剤を服用しましょう。
  • 外出後は洗顔、シャンプーをしましょう。
  • 1週間に一度は寝具を洗いましょう。
  • 花粉メガネ、帽子を着用しましょう。
  • 肌に直接触れる衣服は部屋干しにしましょう。
  • 抗ヒスタミン剤の飲み薬、目薬、点鼻薬は、不快感を軽減します。
  • うっ血除去剤は鼻づまりの症状を軽くしますが粘膜には障害性に働きます。
  • 経鼻ステロイド剤は最も有効な症状緩和剤です。今後は飲み薬に優先して使われるようになると思われます。
  • その他、ロイコトリエン受容体拮抗剤、クロモグリク酸ナトリウムは大きな副作用もなく一部の方には有効な治療薬です。

さて、本題です。花粉症は治せます。

院長メッセージ季節ごとに症状を緩和する薬を飲むのは治療ではありません、治りませんから。

欧米のアレルギークリニックでは90%の施設で本気で治す治療が行われています。

「SLIT」舌下免疫療法

日本でも鳥居薬品が製品化しており治療を受けることが可能です。
当院は国内では一番早期に認定施設に指定されました。
ただし、成功率は20~40%に留まっています。

「SCIT」皮下免疫療法

この治療は100年以上にわたり行われています。長期に渡り症状を緩和することが出来ます。
SCITは徐々にアレルゲン量の多い皮下注射を行っていきます。多くの患者様は1~3年以内に完全な救済を経験することが出来ます。
当院では5歳から成人まで多くの患者様を治療してきております。
完全に寛解している方が60%、ほぼ軽快している方を含めると治療効果は80%以上になります。

本気で寛解を目指す方は、ぜひご相談下さいませ。